きっかけ「我が子が不登校で親が育てられた」

保護司の恩返し

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私の息子は学校に行かないで、深夜の徘徊を繰り返していました。「いつか分かる時が来るから」と言う専門家の楽な言葉に甘え、親として息子の問題と一度も真剣に向き合いませんでした。ところが、熱く育て直して下さる社長に出会ってからの息子は、目を見張るほど成長して現在も役員として働き続けています。親になった息子を観て心から反省し、今度こそ父親らしく非行の問題と真摯に向き合おうと決意して保護司になりました。息子は「子どもが気の毒だ」と笑いましたが、真面目一本の私が「おじさんの子どもは少年院に何度も行ったけど、今は立派なお父さんになったよ」と言いながら問題解決までの経緯を話すと、どんな少年も目を丸くしながら真剣に私の話を聞いてくれます。子ども達に「良い大人を探しなさい。良い可能性が沢山見えて来ます」と話しています。