About
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より多くの親子が
笑顔で平和に暮らせるように
私たちは、1977年より一貫して子育て教育支援をおこなう認定NPO法人です。
親子の健やかな成長を心から願い、
令和8年より、孫、子、親の「三世代にわたる家庭教育再生」事業を開始して参ります。
子ども問題の放置は、やがて社会全体の大きな損失につながります
子ども問題の放置は進学や就業者を減少させることになり、それは国の税収を減らして生活保護者を増加させるといった国全体の貧困へとつながっていきます。
子どもたちが置かれる深刻な問題は、栄えある日本の将来を思って真摯に取り組むべき「みんなの懸案事項」であることを決して忘れてはなりません。もちろん、家庭においても同様です。

《孫の代》
生まれつきメンタルが弱い訳ではないのですが、親や大人の関わり方が原因でレジリエンス(困難を乗り越える力)の低い子ども達が全般的に増えています。失敗経験・自尊心・自己効力感・感情コントロール能力・体幹・精神力・集中力など、たくましく生き抜く知恵や力に大きく欠如したひ弱な子ども達。彼らが笑顔で未来を生きられるように努める直接的存在は、親であり祖父母であると考えます。

(以下、2025年8月26日「現代の子どもの成長と徳育をめぐる今日的課題」文部科学省HPより)
「他者への思いやりの心や迷惑をかけないという気持ち、生命尊重・人権尊重の心、正義感や遵法精神の低下や、基本的な生活習慣の乱れ、自制心や規範意識の低下、人間関係を形成する力の低下などの傾向。体力は生活をする上での気力の源でもあり,体力・知力・気力が一体となって人としての活動が行われる(生きる力)の極めて重要な要素だが,現実には子どもの体力は低下を続けており,子どもたちの健康への悪影響,気力の低下などが懸念される。このまま子どもが成人した場合,病気になる者の増加や気力の低下によって社会を支える力が減少し,少子高齢社会となる将来の我が国の社会が沈滞してしまうのではないかと危惧(きぐ)する。」
《子どもの代》
共働きの家庭が主になったことで仕事・家事・育児に忙しなく追われて不安定になり、希薄な人間関係の中で孤立した両親が、我が子の健全な心身の発達を阻害してしまうケースが増えつつあります。未曽有の「少子高齢化」と温暖化による異常気象は、これからの未来にいったい何が起こり得るのか。そして、便利で豊かな社会に生まれ育った今の親や子どもたちが、そんな環境下を如何にして生き延びていくのか。子孫の現状と未来を真摯に考えて、なるべく負担のないよう計らうのが親(祖父母)の務めではないかと思います。

(以下、2025年8月26日「現代の子どもの成長と徳育をめぐる今日的課題」文部科学省HPより)
「利己主義的な大人社会の風潮が進展してきている状況が現状であり、 大人自らがそのモラルの向上に取り組むとともに、子どもたちの発達の環境が、 今まで経験したことがないような厳しさの中にあるという現実を十分に見据えることが、極めて重要である」。
たとえどんな問題下にあっても、子どもは勉強を続け、
夢に向かって自分に合った道を歩くべきです。
一人ひとりが持つ能力をすくすく育てるためには、
家族以外の人と関って気付きや学びを得ることがとても重要です。
当法人はⓔteacherで家庭教師を紹介し
より自分に合った学習を求める子どもや
十分な教育を受けないままでいる子どもを応援していきます。
年々膨れ上がる、深刻な子ども問題
仕事、家事、育児に日々追われて忙しなく働く両親
そして、温暖化による異常気象や未曽有の少子高齢化が進む
決して明るいとは思えない未来
豊かで便利な時代に生まれ育った親子の将来を心から願い
彼らを直に守れるのは「祖父母の子育て参加」だと
当法人は高齢者に広く訴えて参ります。
Action
子育て教育支援事業
より多くの子どもに、家庭教師を紹介して、学びのきっかけをつくる

高齢者総合支援事業
親子が安心して暮らせるよう、祖父母に理解と協力を求める

社会普及事業
バイオリンコンサートと講演活動によって、社会に積極的な「子育て支援」参加を呼びかける


当法人は48年間一貫して子育て教育支援事業に携わり、メンタルケアによって2000組以上の不登校や引きこもりの家族問題を解決しました。その子ども達は多くの大人たちの支援によって社会人となり親となって自立していきました。しかしながら、子どもの問題はとどまることを知らず、それに伴って発達障害などの疾患を持つ子どもが著しく増加するばかりで深刻な社会問題になっています。
健常児においても学力・精神力・集中力・運動能力・体力など様々な「力」が欠如していき、一般的な常識さえ理解していないような躾不足による子どもが増えてきたことで、確かな教育を求める子どもとの間に格差が広がりつつあります。
また、若い親たちは共働きが当たり前になり、仕事、家事、育児に追われながら忙しく生活する両親が増加しており、48年間子育て支援事業に一貫して携わってきた当法人は親子が置かれる大きな変化とその将来を心から危惧しております。今まさに、こうした親や子どもの実態をご高齢の方々にしっかりお伝えし、ご理解やご協力を求めなくてはならない時が来たと考えました。
人生の最終段階において、「子どもに負担や迷惑をかけたくない」とお考えになる方が増えています。その思いは、親としての責任感と深い愛情のあらわれにほかなりません。介護や医療に関する判断、財産や相続の整理、葬儀や埋葬の希望など、ご自身の意思を明確にしておくことは、残されたご家族の負担を大きく減らすだけでなく、結果としてご自身の尊厳を守ることにもつながります。
終活とは、「死後の準備」ではなく、「家族に安心を残すための生前の整理」です。当法人は令和8年1月1より、親子及び祖父母世代まで三世代にわたって広く家族関係を支援する事業を開始いたします。
認定NPO法人日本家庭教育再生機構 理事長
長田 百合子