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日本家庭教育再生機構
について

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どんな子どもたちも
夢に向かって未来へ羽ばたけるように

私たちは、日本全国を対象に子育てや教育の支援をおこなう認定NPO法人です。
親子の健やかな成長を願い、
子どもへの教育支援、家庭への子育て支援、社会への普及の3軸から取り組み続けています。

子どもを取り巻く社会課題

日本の子どもたちにおける
教育や経済の
格差が深刻になっています

問題児童の増加が
教育格差へつながります

小、中、高校などにおけるいじめの認知件数は732,000件以上。暴力行為は108,000件以上。長期欠席者は562,000人以上となり、いずれも過去最多の極めて憂慮すべき状況となっています。
(令和6年10月31日、文部科学省発表)
こういった状況が延々と続くことによって、子ども達の中に深刻な教育格差の問題が次第に固定化されていきます。これは世代を超える社会的な不平等の拡大を意味し、人々の分断や対立を深める社会問題に発展していく恐れがあります。

子どもの経済的格差によって
国に生じる損失は43兆円

日本では約9人に1人の子どもが相対的貧困の家庭で育っています。 また、ひとり親家庭になると2人に1人は貧困となり、世界的にも状況は深刻になっています。 このように経済的格差によって、学習意欲があってもその機会を得られず、せっかくの能力を伸ばせないままの子どもがいます(2022年厚生労働省)。経済格差による子どもの貧困で生じる経済損失は、50兆円以上になるとも言われています。経済格差は家族の問題だけに留まらず、社会みんなの深刻な問題につながっていくのです。

日本財団「経済格差と子どもの教育格差の関係分析」より引用

格差の放置はやがて社会全体の大きな経済負担につながります

教育や経済格差の放置は進学や就業者を減少させることになり、それは国の税収を減らして生活保護者を増加させるといった国全体の貧困へとつながっていきます。
子どもたちが置かれる教育や経済格差の問題は、栄えある日本の将来を思って真摯に取り組むべき「みんなの懸案事項」であることを決して忘れてはならないと思います。

私たちの使命

子どもたちの
教育格差解決に貢献する

どんな問題下にいても、勉強だけは続け、
夢に向かって自分に合った道を歩くべきです。
一人ひとりが持つ能力をすくすく育てるためには、
家族以外の人と関って気付きや学びを得る「きっかけ」が必要です。
十分な教育を受けないままでいる子どもや外出さえしない子どもの
教育格差解決に貢献していきます。

大人一人ひとりができること

社会まるごとで
子どもと家庭をはぐくむきっかけづくり

子育てを笑顔で応援されるとほっこり励まされ、

親子はあなたにそのまんま「いい笑顔」を返してくれるはずです。

日本の子ども達が豊かな心で生きられるように、
簡単にできる「きっかけづくり」をみんなで一緒に始めませんか?
これを社会に呼び掛けていくことも、私たちの重要な事業のひとつだと思っております。

現在

そっぽを向いていませんか?

目指す社会

みんなで親子を支えましょう

親子を応援する笑顔の声がけは
将来ある親子の成長を励ますとともに
街全体を豊かにします

Action

教育支援事業

子どもに対して
学び・体験のきっかけをつくる

子育て支援事業

家庭に対して
安心して子育てするきっかけをつくる

社会普及事業

社会に対して
子育て支援参加のきっかけをつくる

理事長からのご挨拶

私が関わった不登校の子ども達は、およそ能力が高いかカリスマ性を持っている場合がほとんどでした。
A 君は深夜徘徊を繰り返していましたが、たった一度の説得によってバイトを始めて夜間高校へ入学し、そこで出会った大人たちの勧めで大学入学資格を取得。家庭教師と共に 6 年間苦学の末に見事医学部に合格し、現在医師として活躍しています。A 君の結婚式では、金髪で改造バイクに乗る少年時代の動画を見た招待客は、一同釘付けになって感嘆の声を上げたと言います。

右下の馬の絵は中 3 の不登校男子がエンピツ一本で描きあげた絵ですが、この子は2年もの間学校へ行かなかったにもかかわらず、学校へ戻った中2の終わりから飛びぬけた集中力をもって勉強に取り組み、中3からは学年順位10番以内上げています。不登校にはこうした特異な才能を持っているが子どもが極めて多いのが特徴です。現にメンタルケアで立ち直った 2000 人の中には、A 君の他にも医師、獣医、弁護士、税理士、数学者、大学教授、教師、国家公務員、芸能人など、親や大人たちの導きによって特異な力をグングン発揮していった子どもが沢山いたのです。

問題を持った子どもたちがよく口にした、その特徴を表す言葉があります。
「なんでみんなと同じ服を着て、同じ時間に同じ場所に集まって、同じ方向を向いて同じ勉強をしなきゃいけないのか。学校が本当に苦痛だった」―みんなと違った特異な力があるため、当たり前とされる生活の繰り返しに大きなストレスを抱き、やがてそれは「反発している」と誤解されて周りから孤立していく原因になります。そんな子どもの特異な力を見抜き、温かく応援してくれる教師や大人が一人でもいたら、
問題の子どもは大いに勇気づけられてどんどん頑張ろうとします。私どもは問題の子どもに、このような心強い「きっかけ」を提供しながら 48年間にわたって子育て支援と教育支援を続けて参りました。「格差」や「発達」の問題で悩む子ども達の翼が伸び伸びと成長できるよう、どうか当法人の活動にご理解とご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

認定NPO法人日本家庭教育再生機構 理事長

長田 百合子

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